私たちが美容を愛して止まない理由もそこにある。美容師は手を通して女性の髪に触れる。美容師は一人ひとりの髪に愛情を注ぎ、強い想いをもってプロとして一人の女性の大切な髪に触れることの責任と美しく前向きにすることの歓びを忘れずにいよう。髪には女性のまっすぐな想いが込められている。「もっと、美しくなりたい」「もっと、素敵になりたい」「もっと、自分らしくなりたい」「新しい自分を、みつけたい」大きな期待と少しの不安を抱きながらシャンプーボーイを訪れる。一人ひとりの女性の髪に美容師は最大限の愛情をもって手を差し伸べる。美容とは 髪にデザインをあたえることではない。女性の内面とまっすぐに向き合うこと、そして想いや願いに、応えることが美容の本質だと思う。